
目次
作品概要
タイトル:ミライシリーズ
サークル:FlyingShine黒
アカルイミライ Wet And Messy 2nd time:1650円
1:1650円
4:1650円
ミライシリーズ・パック:9,900円
シナリオ
クライミライはパラレルワールドになっており、登場人物は同じで家族構成や生き方が変わっています。
かなり画期的な試みで今でも通用する面白さがあります。どの世界線でも不幸になるのはお察し。
アカルイミライ Wet And Messy 2nd time

伝説の凌辱エロゲーブランドFlyingShine黒の第1作目。
クライミライの前日譚とも言えるので、シリーズファンは本作からやると吉。
美柑桜の過去を追え

主人公の英田柾は物置部屋で桜に出会うことになります。
なんと彼女は1989年を生きており、英田柾は10年も前の生徒と会話していたのでした。
いつか大人になった桜に出会いたい。そう思った英田でしたが、7月16日に桜が何者かに殺害されていたことを突き止めます。
いったい誰がどうして。こうして英田は桜を救うべく奔走することになりました。
精力的に調査しており、3人の容疑者から犯人を絞る。最後までしっかりしたミステリーをしています。
ミステリー好きはエロ抜きでやっても良いかもしれません。
心療クラブの成り立ちも判明
本筋ではありませんが、心療クラブの成り立ちも本作で判明します。
薊学園を支配している理由はなんなのか。それに巻き込まれた少女の末路は。
この辺はクライミライをプレイしてからの方が面白いかもしれません。
なお、クライミライに比べてラストの後味は悪くありません。ビターエンドといったところ。
途中まで不安でしたが、なんやかんやで無難に終わった印象です。
1

ミステリー要素を盛り込んでおり、少しずつ真実が分かる流れが最高でした。
贖罪の教室もですが、昔のエロゲーは凌辱をシナリオに含めるのがうまいんですよねえ。
レイプサークル「心療クラブ」に巻き込まれた女たち
女の人権を完全に度外視したレイプサークル。
狙った女性をあらゆる手で脅し、凌辱するとんでも集団です。
まさに凌辱エロゲーにふさわしいテーマと言える。もう犯しまくりよ。
モブの倫理観がぶっとんでおり、集団心理もあわさって性欲の権化となり果てています。
日常であるはずの学園で起こる異常事態は興奮必至。
数々の良作を産み出す良テーマと言えるでしょう。
2つの謎が少女達をクライミライに導く
タイトル通りにクライミライが約束された少女たち。
心療クラブとは別に2つの謎が物語を複雑化させています。
- 数日前から行方不明になっている英田柾
- 小笠原茅花の母親は誰か
柾の不在で楓と紫苑が心療クラブの餌食となり、茅花は謎を追う中であらゆる凌辱を受けます。
彼女たちに関わった人も地獄を味わう、不幸の連鎖が止まらない圧巻のストーリーでした。
なお、タイトルで察しがつくと思いますが、まともなエンドを迎えません。下手に生き残ったせいで逆に辛いことになっている登場人物もちらほら。
正気を失った人だけが幸せといえるあたり、本作の闇が垣間見えます。
特に茅花がひどい。彼女の物語に耐えられるかのストレステストみたいなところがある。
万人にお勧めできませんが、ぜひ最後まで見てもらいたい気持ちもあります。すっげえよ。
4

今度はメイドだ!ウェイトレスだ!売春だー!
クライミライシリーズの最終章であり、今までとテイストが異なっています。
一番の違いは舞台。学校ではなくバイト先での輪姦がメインです。
英田柾が自分に見向きもしないことに憤り、彼の周囲にいる女子全てを壊すことに決めた綾目。
新聞部の部費を停止させ、部費を稼ぐ名目でヒロインにバイトを斡旋します。
そのバイト先の実態は裏風俗。花梨たちは望むまぬ性接待を強要されることになるのでした…。
っていう話。コスプレを前面に出している作風で非常に期待が持てますな。
人物相関図もかなり歪となっており、戸惑いもあるか
心療クラブが存在せず、その代わりに写真部が茶屋町の棲家となっています。
また、椿・花梨・茅花で3姉妹となっており、何もかもが今までと違うことに面喰うかもしれません。
椿はおそらく琴浦椿のことでしょうが、本作には登場しません。長女だけ歳離れ過ぎじゃね?
なお、誰1人凌辱されないエンドもあります。丸くなったもんだなあ!?
メインヒロイン紹介
神目楓

1
主人公に見せかけたモブ。一応はクライミライのパッケージなので紹介。
心療クラブに真っ向から対立してはいますが、いかんせん無力が過ぎる。
酒を飲ませれて輪姦され、脅されるようになります。
水面下で起きている出来事のほとんどに関与せず、何も分からないまま最終日を迎える悲しき存在。
心療クラブの悪をプレイヤーに見せつける人柱的役目なのかもしれません。いずれにせよ不憫。
4
やっぱ楓はえろいわ。強気な彼女は実に凌辱しがいがある。
エロの数は主人公の花梨を差し置いてナンバー1。
個別ルートの性奴隷編まである優遇ぶり。楓ファンは買っておいて損はない。
そんな悲劇を一身に背負った彼女ですが、英田と身体を重ねる場面もあります。
不幸中の幸いと言いますか、捨てる神あれば拾う神ありと言いますか。
なんやかんやで報われてる気がしないでもない。まあ、そんわけないのですが。どん底だよ。
小笠原茅花

1
作中断トツで酷い目にあいます。彼女が何をしたっていうんだ!
他ヒロインは陵辱される理由みたいなのあるんですよ。
楓は首を突っ込み過ぎたし、紫苑は柾を失ったところを狙われました。
しかし、茅花に理由なんてありません。強いて言えば産まれてしまったことが原因です。
謎のフェロモンがあるせいか花梨というキチガイに付きまとわれ、頼みの綱も最後の最後で切られてしまいます。
作者は茅花が好きなんだろうなぁ。
進撃の巨人のライナーばりの作者の歪な愛を感じました。
4
オマケ枠。無難にエロイが、他に語ることもない。
なんなら出した意味があるのかと疑うレベル。まあ、花梨の幸せのためには必要か。
クライミライ1よりは幸せなので良かったかもしれない。1があんまり過ぎるとも言える。
奄美花梨

1
クレイジーサイコレズ。茅花への感情があまりにも歪で重い。
心療クラブ部員であり、男子生徒に茅花を凌辱させた張本人。
それなのに途中から茅花に愛情に近い感情を抱くようになり、彼女を救おうと奔走します。
行動のすべてが理解不能。ある意味で思春期特有なのかもしれない。
良くも悪くも花梨のおかげでシナリオが面白くなったのはある。行動がマジで読めないんだわ。
4
幸せを手に入れた世界線の花梨。
クライミライ1で執着していた小笠原茅花と姉妹になっています。良かったね。
生活も豊かになっており、やがて訪れるクライミライはこの幸せの帳尻合わせではないかと。
エロに関しては見た目も性格も好きなんですが、性に大らか過ぎて悲壮感が全くない。
征服欲や嗜虐欲が全く満たされないんですよねえ。下手すると和姦に見えなくもない。
これで脇役なら良かったのですが、主人公なのでエロシーンは多め。
どうしても本作の欠点になってしまう…。うーん、抜けないねんなぁ。
八束桧

4
凌辱描写の悔しがり方が良い感じに女の子してた。
ベリーショートなので正直微妙かと思ってたが、楓についで抜けるキャラ。
御津撫子

1
正直印象に残っていない。
心療クラブの犠牲者として丁度良い存在ではありました。
4
いじめてオーラ全開のロリ娘。
1より優遇されており、陵辱シチュは多め。
撫子のファンにとっての当たりと言えるでしょう。
建部稲穂

4
お前、イチャラブ要因かよ!
イナホノミライとは同姓同名の別キャラかと疑うレベルの熱血おバカキャラ。
そもそも弟の洋麻が存在しない世界線だからね。そら平和に過ごせるわ。
唯一のハッピーエンド「カリンノミライ」でなぜかメインヒロインを差し置いてイチャラブを勝ち取ります。
佐伯綾目

4
本作のクレイジーサイコ枠であり、MVP。
茶屋町なんか目じゃないレベルのクズ。それでいて知将だからタチが悪い。
一方、自信過剰であるが故に思わぬ反撃に弱い。虜ノ旋律の生島夢姫に近いか。
本人もエロい身体をしているため、もちろん陵辱エロあり。因果応報で犯されるのは爽快感があります。
エッチシーン
アカルイミライ Wet And Messy 2nd time
シナリオゲーと思った方が良い。それぐらいに物足りない。
シチュは良いが、量が少ない

シチュは良いんですよねー。
濡れ透けをメインに水を扱ったエロイベが目白押し。
- ぴっちり濡れた水着で電車痴漢
- プール内で輪姦
- ずぶ濡れの野外セックス
など、どれもが秀逸。エロイ。
が、これからだ!と興奮マックスのところでエンディングを迎えます。
ヒロインが多いのでエロシーンが散らばるのもネック。
神目楓に関してはエロイベントが存在しません。なぜ登場したのか。
和姦、レズ、男の娘など凌辱以外が多し

回想に収録される22シーンのうち、凌辱は13シーン。セックスに絞ると更に減ります。
- 男の娘(オナニー、フェラチオ)
- 女性上位(成羽菫関連全て)
- レズ
- 和姦
こんな感じで凌辱以外の要素があまりにも多すぎるんだよな。
男の娘はマジでいらんかった。まー、好きな人はいそうだけど。
成羽菫の存在がねえ。キャラとしては好きだけどエロで見るとノイズ過ぎて。
1
終わりの無い凌辱シーンは流石のエロ

クライミライにふさわしい凌辱を堪能できます。
茅花と櫻先生の凌辱が個人的に好き。
ひたすらに輪姦なので、輪姦スキーは本作で間違いないでしょう。
和姦やレズプレイも多く、雑多な感じを受ける

残念ながら凌辱一辺倒とはなりません。この辺がB判定の理由。
エロに変化を持たせる意味では良いのでしょうが、凌辱目当てで買ったしなとは思う。
シナリオで言えば中盤以降に凌辱エロはほとんどありません。
具体的に言うと茅花ルートで終わりです。まあ、あるにはあるんだけどオマケ感が強い。
4
コスプレと輪姦に極振りした作品。
シチュエーションがワンパターンなのは気になりますが、輪姦だけ見たいって人には相性が良い。
世界観も今までとかなり異なっており、クライミライシリーズの中でも中々に珍しい作品だと思いました。
輪姦以外に許さない鉄の意志

とにかく輪姦。常に穴という穴に肉棒が突き刺さります。
テキスト量も豊富で1回のエッチで何度も凌辱されるのは圧巻。
虜シリーズが好きな人にぴったりではなかろうか。
メイド好きにはあたり

桧、撫子、茅花はメイド服での凌辱メイン。
茅花は裸エプロンもあるので、様々なコスプレを楽しみたい方にオススメの逸品です。
花梨と楓はウェイトレスエッチであり、これもグッド。
ただし、制服エッチはほとんどありません。制服好きは買うのやめましょう。マジでない。
羞恥エロはない。期待するな
イナホノミライでは、教卓裏やバスでの羞恥フェラチオがありました。
しかし、本作にはそんな羞恥エロは一切ありません。
バイト先で輪姦されるのみ。それ以外にシチュエーションはないのです。
写真は撮らないで!なシチュはありますけどね。それぐらいです。
まとめ
エロゲ黎明期にふさわしい傑作。
今でも通用するエロ。そして、凌辱をテーマに落とし込んだ読み応えのあるシナリオでした。
セール時はワンコインで買えるのも素晴らしい。
後味がすこぶる悪いのだけ注意。





























