目次
作品概要
タイトル:エニシアと契約紋 ~馬蹄通りの小聖女~
サークル:しもばしら工房
販売価格:1870円
販売サイト:
シナリオ
同人エロゲー界のドンの新作登場。
内容的にアンブロシアの正当派進化と言ったところでしょうか。
借金返済のため契約紋を受け入れるシスター
謎の男ベルセフの暗躍によって借金地獄に陥ったエニシア。
明らかなワナとはいえ、返さなければ教会と孤児院が取り壊されてしまう。
こうしてエニシアはベルセフの言われるがままに契約紋を受け入れ、借金返済生活を始めることになります。
- 契約に違反した場合、従者に服従する
- 逃走防止のため、秘術者(エニシア)の情報が術者(ベルセフ)に伝わる
- 合意に基づき契約の追加や変更が可能
見た目は完全に淫紋ですが、内容はまるで違います。
まあ、3番の追加契約で淫紋と同じ役割を持つようにはなりますが。
にしても、同人エロゲーのヒロインはどうしてこうも借金を押し付けられるのか。同情を禁じえませんな!
個性的な登場人物が物語が彩り、シナリオ構成も圧巻
登場人物がみんな個性的。特に女性キャラが可愛すぎる。
彼女たちが主人公の作品を見たいぐらい。とっとと犯されてほしい。
あくまでエニシアの物語なので会話は少ないですが、こういったコミュニケーションは良いものですな。
シナリオもグッド。よく練られてるなと。
- なぜエニシアは貶められたのか
- 街に広がっている奇病の原因
- 街に鍛冶屋がいない理由
全く共通の見いだせない出来事が収束する様子が非常に面白い。
ルインズシーカーのような熱さこそありませんが、読み応えのあるシナリオでした。
追加契約はややマイルドで数も少ないか
エミリアは自分の意志で追加契約を結ぶことができます。
借金返済の道は楽になりますが、枷も増えるという画期的な仕組み。
快感を上げる契約が多く、最終的には皆の良く知る淫紋へと進化を遂げます。
ただ、それを含めても全体的にマイルドさを感じるかなあと。
作品内容自体が明るめなので、どぎつい契約がないんですよね。
服装の契約は最初の「恥辱の契約」のみ。衣装自体は多いですが、無理やり感はありません。
新妻エリサのような段階露出が欲しかった気はしますね。
まあ、この辺は作品傾向と割り切りましょう。暗いエロゲーではないよって話。
ゲームシステム
借金返済イベントをどれからするかはプレイヤー次第
ガチでイベントが多い。適当に歩けばイベントにぶつかる。
- 荷物運び
- 悪霊退治
- 治療のお手伝い
- 遺跡探索
- 踊り子
などなど。あらゆる方法でお金を稼げます。
もちろん同人エロゲーにつきものの売春も完備。
なんかもう同人エロゲーの広辞苑と言っても差し支えないボリュームです。
圧巻のステータス画面が見ていて楽しい
ステータス画面の網羅度がバグってる。なんだこれはたまげたなぁ…。
イベントが多いと言いましたが、それに対応した経験値が存在します。
ただのサブイベでは終わらせない製作者の本気度が伺えます。どれもやり込めるぞ!
冒険に行くことで技能を覚えられますし、能力もアップします。
あらゆる方面で成長するエニシアを楽しめる。JRPGの真骨頂ですな。
ゲーム性は全く違いますが、この辺のやりこみ具合は犬と猫さんに通ずるものがあります。
一般同人ゲームの大御所で圧巻のボリューム多くのファンがいます。
雰囲気もなんとなく似てますからね。本作にはまったら触ってみると良いかもしれません。
新感覚のすごろくダンジョン
徐々に勢力を増やしているすごろく形式のダンジョン。移動の手間がなく、新鮮さもあります。
本作はイベントマスが多く、ダンジョン毎に趣向も異なります。
マンネリを感じさせない製作者の意図が見えますね。素晴らしい。
エッチシーン
もう辛抱止まらん。
エロイベが多すぎて本筋が全く進まない問題
コスパの化け物。これ1作でどれだけ搾り取るつもりなんだ。
借金返済イベントが多いと言いましたが、そのすべてにエロイベが付属されています。
そら回想部屋も広大になるよな。僕、感動しちゃったよ。
ダンジョンエロや監禁凌辱も完備。隙が無い名作
エロイベの無い部分は許せない。製作者の魂の叫びが聞こえます。
すごろくダンジョンでもエロイベがあり、プレイヤーの右手が休むことはないでしょう。
羞恥イベもあり、羞恥好きも興奮できます。期待してええぞ。
監禁シチュももちろん搭載。ていうか、無いシチュを探す方が手間。あるのか?
どれもこれもゴリゴリにエロい。語彙力を失う程度にはエロい。
凌辱色はセレスフォニアの方が強いか
まあ、完全に好みなんですが、凌辱スキーはセレスフォニアの方が合うかなとは思います。
あっちの方が割と理不尽ですからね。
魔法少女につきものの住民になぶられるシチュもあるので。
エニシアは押しに弱いので、流されエッチ好きにはドンピシャだとは思います。
まとめ
圧巻のボリュームを誇る傑作。
これから作品を作る人は本作で刺さったシチュを突き詰めて作ると良いかもしれない。それぐらい網羅してる。
凌辱色は薄いのは仕方ないかな。暗い系はニッチだからねえ。