目次
作品概要
タイトル：迷宮都市アサイラム
サークル：実用主義カンパニー
販売価格：2420円
シナリオ
よく出来てると思う。でも、プレイ中に付きまとう違和感が最後まで消えなかった。
吸血鬼から人間に戻るため迷宮都市へと向かえ
主人公は銀髪のクールな聖女様。
真祖との戦いで吸血化してしまい、人間に戻る方法を探していました。
曰く、迷宮都市の聖遺物があれば、吸血鬼の力を封印できるとのこと。
そんなの行くっきゃねー！こうしてイリスの冒険が幕を開けたのです。
吸血鬼から戻る旅と言えば、「幼馴染と吸血鬼」もですね。
魅力的な仲間たちが物語を彩る
あかんリッターが性癖に刺さる。
不愛想な獣耳美少女。それでいて強い。たまんねーですわ！
彼女以外にも魅力的なヒロインが目白押し。キャラデザは完璧でした。
やっぱり可愛いヒロインが多いとやる気が出るね。
日本語の違和感で集中できない
流石に気になる。
最初は誤字脱字が多いな程度だったんですが、そういうレベルではありませんでした。
- 助詞や接続詞がおかしい（「を」と「お」の使い分け）
- 漢字の使い方がおかしい
- キャラクターの口調が頻繁に変わる
例えば、上記の画像。「じゃあ」では前後の文章が繋がりません。
海外サークルなんかなあ。流石に助詞までおかしいとな。
僕が神経質すぎると言われればそれまでですが。
ゲームシステム
シンプルながら楽しい戦闘
剣や呪文で戦うシンプルACT。
神隠し村と同様の操作性となっています。
本作は難易度が低いので、アクションが苦手な人もサクサク進めるでしょう。
ただし、成長がレベリングしかないので、育成を楽しみたい人には不向きです。
敵グラフィックの作りこみがすごい
これはすっごいわ。ボス戦の迫力がたまりません。
攻撃速度が遅いので緊張感はありませんが、視覚的に楽しいのは良いですね。
ボス戦については、ルインズシーカーに勝るとも劣らないクオリティじゃないかな。
ダンジョン探索の楽しさがない
そんなこんなで作り込みの高さは伺えますが、ダンジョンそのものが楽しくない。
やたらと広い割にイベントがないんですよね。エロ攻撃ぐらい。
宝箱が無ければギミックもない。クエストももちろんない。
レベル上げの必要もありませんし、最奥まで突っ走るだけです。流石に飽きる。
ダンジョンと街の往復でただでさえマンネリなので、ダンジョンも面白くないのはちょっとなあと。
エッチシーン
セクハライベントが目白押し
お人形さんみたいに愛らしいイリス。
そんな美少女を放っておく男はいません。
話しかけただけで胸や尻を触るろくでなしばかり。
最初は嫌がるイリスですが、感度が上がっていく程に段々と…。
というセクハラスキーにぴったりのイベントをあちこちで楽しめます。
ただ、先ほども言ったように日本語の違和感が気になってしかたない。
エロシーンを楽しんでる時に冷静になっちゃうんですよね。途中からテキストは流し読みしていました。
テキストはなあ。気になるよなあ。
エロ実績も視覚的に楽しめるぞ！
性器ごとに開発状況が表示され、変わっていくイリスを楽しめます。
高貴な聖女はいったいどこへ…。
快楽堕ちエロゲーの醍醐味ですね。どんどんエッチにしてやりましょう！
まとめ
高い水準にまとまっている作品。
ただ、ゲーム部分に楽しむ要素が無さ過ぎたか。育て買いがないんだよな。
日本語の違和感も最後まで気になり、オカズとしても難しい。
