目次
作品概要
タイトル:魔将の贄3 ~白濁の海に沈む淫辱の隷姫~
サークル:Liquid
販売価格:7920円
ゲームシステム
圧倒的な画力とワクワクするストーリーで描かれる魔性の贄の3作品目。
Liquidは凌辱の舞台設定が丁寧なのが特徴。陵辱ゲリラ狩りも良かったですね。
部下に裏切られたヴァンクラッドが300年の時を経て蘇る
主人公は大海賊ヴァンクラッド。
好青年とは程遠い毛むくじゃらの巨漢。ワンピースで言えば、黒ひげのような出で立ちで海賊にふさわしい姿と言えるでしょう。
圧倒的な暴力で海賊王として君臨していましたが、あまりの傍若無人さのため部下の裏切りにあいます。
何人もの部下を返り討ちにしますが、最後の最後で力を使い果たし討ち取られました。
しかし、その執念までは殺すことはできず、ヴァンクラッドは殺された船で亡霊として生き続けました。
そして、海軍の青年クラウスに出会い、身体の乗っ取りに成功。ここから彼の大躍進が始まったのです。
以降はクラウスの姿で暴力と凌辱の限りを尽くしていきます。二枚目になったなあ、おい!
海賊や海軍を少しずつ取り込み、反乱を起こせ!
ヴァンクラッドの目的は自分を裏切った部下が作り上げた王国の破壊。
その子孫であるアウストリア姉妹に特に強い憎しみを抱いており、国家転覆を画策します。
実に壮大な夢に思えますが、そこは海賊王の手腕。
取り込めそうな海軍や海賊を引き入れ、少しずつ勢力を拡大していきます。
餌としてクラウスを慕っていたクレアを肉便器として部下に与えるのは流石の一言。鬼だよ、こいつ。
それ以外も麻薬や食料を横流しし、士気をあげていく手際は圧巻でした。これは勝てない。
名悪役の活躍で飽きずに物語を最後まで楽しめる
とにかくヴァンクラッドのキャラクターが素晴らしい。
傍若無人で力こそ全てという思想ですが、浅慮というわけでもありません。
リスクとリターンを的確に判断し、戦況を操る姿は王の器。
行動1つ1つに説得力があり、見ていて楽しくなる主人公でした。
なお、ヴァンクラッドの敗北ルートはありません。
それはつまり、本来のクラウスは二度と帰ってこないということ。正義の味方の逆転は許さない執念を感じました。
エッチシーン
なんだろうなあ。好みの問題なんだろうなあ。
いまいち抜けない。絵は間違いなくうまいんだけど、エロいとまた別なんだよなあ。
画力は秀逸だが、おっぱいもくびれも楽しめない
画力は言うまでもありません。トップレベルです。
サンプルCGだけで購入を決める人も多いでしょう。
問題は構図。見栄えの悪いアングルが多い印象でした。
例えば、上記画像ではおっぱいは部分的にしか見えません、腰の部分は絶望的。
そもそも着衣エッチが全体の8割を占めるため「くびれ」好きは悶々とする時を過ごすでしょう。
開脚での正面構図が多め(正常位・背面座位)
体位も偏りを感じます。基本的に開脚しての前面図がメインです。
立ちバックを横から堪能する、騎乗位でくびれを楽しむなんてことはできません。
プレイ自体はノーマルですが、細かい部分で人を選ぶエッチシーンが続きました。
ヒロインの性格が同じで、プレイに既視感を感じる
メインヒロインのキャラ被りも気になります。
妹系かお姉さん系の2択で、妹系はアイリスのみです。
ヒロイン達の性格が似ていてプレイも同じなので、既視感を感じる展開が続きます。
ていうか、いちいちヴァンクラッドが入ってくるのがアレなんですよね。
傲慢な宰相という良キャラがいたので、そのキャラメインの羞恥も盛り込めば良かったなと。せっかく国を乗っ取ったのだから、それをもっと活かしてほしかったです。
また、エッチシーンが1つ1つがぶつ切りとなり、繋がりを感じないのもイマイチでした。
ちなみに僕はクレアが大好きでしたが、サブということで2回のエッチシーンで退場します。ガッデム。
まとめ
絵良しストーリー良し。と良い所ばかりですが、エッチシーンに消化不良を感じました。
全裸プレイをたくさん見たい身としては、なんだかなと。
虜ノ絆が同様に着衣エッチ多めなので、そちらが好きな人はぴったりだとは思います。