作品概要

タイトル:学園淫奇譚 〜かおり憑きの少女〜
サークル:スタジオ奪
販売価格:6926円

ストーリー

陵辱をストーリーに落とし込んだ意欲作。これがスタジオ奪の魅力なんだよなあ。
中々に容赦のない展開なので、やや人を選びますが名作でした。

実に3年ぶりの新作で、前作は斬新なサイミンバトルを楽しませてくれました。

本作のテーマは「憑依」。3つの物語で構成されており、雰囲気が大きく異なります。

かおり憑きの正体に迫る現代編

自他ともにラブラブカップルの俊希と椎奈。
お互いを尊重し、周囲も和ませる。まさに理想のカップルと言えたでしょう。

しかし、2人の幸せは悪霊かおりの到来で崩壊します。

悪霊の目的はカップルの崩壊。その手段として椎奈に憑依し、不特定多数の男と性交していきます。

クラスメートや男友達、知らないおじさん、ホームレス。
悪霊の悪意が強まる程に性行為もエスカレートしていきます。

質の悪いことに性行為後に椎奈に主導権を戻すため、生き地獄を味わう羽目になります。ひでえよ。

なんでこんな目に合わないといけないのか。
葛藤を続ける2人の元に「榊原陣」と名乗る男が現れます。

かおりの元恋人であり、彼女が悪霊化した原因の1人でした。
この現状を打破するために彼女の未練を消し去らなければならない。

主人公達と同様に苦しむ陣。3人の未来はどうなるのでしょうか。

本ルートはストーリーも良いですが、憑依エロという唯一無二のジャンルがたまらない。

蒔城香織が悪霊化した過去を回想する過去編(鬱)

生前の蒔城香織が悪霊かおりに堕ちた理由。その全てが分かる過去編BEFORE。
ラストが悪霊化なのは確定しているため、確実に鬱展開になります。

若干のネタバレになりますが、彼女の歯車が狂ったのはレイプされてからです。
その後の生活で彼女の心と身体はどんどん荒んでいきます。

レイプがその後の生活を蝕むリアル。この辺はセカンドレイプを題材にした「女体汚辱」に近いですね。

彼女の支えは恋人の陣のみ。それ以外は親友や両親でさえ拒絶します。
しかし、先に結末が分かっているので、その支えも砂上の楼閣だったわけですが・・・。

登場人物全員が救いのない鬱展開なので、覚悟してプレイしましょう。

僕はプレイするまで1週間の準備が必要でした。結末分かってるからね・・・。

現世に囚われたかおりを除霊するAFTER

必要な情報はすべて集まったAFTER。いよいよかおりの除霊に向けて動きます。
「悪意」は椎奈編で消えていますが、「未練」は残っていました。

しかし、除霊だけではもうどうにもなりません。

椎奈が校内で淫行三昧だったことは学校中に知れ渡っており、社会的にはもう死んでいるのです。

しかも恋人の俊希が手引きしたとまで言われており、学校に彼らに居場所はありません。
実はこれBEFOREでの香織と陣の境遇に近いんですよね。まあ、香織が現代の騒動の中心だから当たり前なのですが。

すでに現実は崩壊しているため本作にハッピーエンドはありません。
登場人物それぞれが自分の心にどう折り合いをつけるか。誰もがギリギリの中で生き続けます。

結末が分からないのでBEFOREより見れますが、心は痛いですね。

レイプがここまで物語に深い楔を打ち込むのは凌辱ゲーの中でも異質。
最後まで気の抜かない物語は素晴らしいの一言です。

陵辱をシナリオに落とし込んだ名作

ライターのメッセージとして、「生きる」覚悟を持ち続けられるか?と言う問いかけがあります。
何があっても大切な人と寄り添えるか。100日の嫌な日があっても1日の素晴らしい日のために生きられるか。

そのために登場人物にえげつない試練を与えます。死んだ方が楽だと思える淫猥な地獄を味合わせ続けます。
途中からあまりのエグさに笑いが止まりませんでした。

クリア後の後味が独特と言うか、色々と考えさせられる作品でしたね。

登場人物

モブも含めて使い捨てのキャラは1人もいません。
完全超人はおらず、無限の失敗を重ねてそれでも前を向く彼らに感動しました。

光井俊希

本作の主人公で何もできない自分に苦悩する悲劇の少年。
天真爛漫なオープンオタクで人望もありますが、事件に巻き込まれてからは何一つ報われない日々を過ごします。

椎奈と別れれば悲劇はひとまず終わるのですが、優柔不断な性格が災いして決めきれない。
いや、選ぶルートもあります。ただどれもがハッピーとは程遠いエンドばかり。彼は進むしかないのです。

等身大な若者像でヤキモキもしますが、応援したくなる良い主人公と言えますね。

土岐森椎奈

トップクラスに可哀そうな女の子。
かおりに目をつけられたばかりに辱めの限りを受けます。

いっそ憑かれたままなら良かったのでしょうが、行為後に覚醒されるので地獄。
社会的制裁は生前の香織以上です。

果たして彼女は報われるのか。本作は椎奈の行く末が全てと言っても良いかもしれません。

蒔城香織

全ての元凶であり、悲劇のヒロインでもある香織。
元々はしっかりもので演劇の才にあふれた優等生でしたが、狂ってからは転げ落ちる一方に。、

死後は生来の強気な性格が悪意で増長され、あらゆるカップルを破局させる「かおり憑き」として恐れられる存在となりました。

かわいい顔をしていますが、やることなすことエグすぎて悪霊にふさわしい。
一方で彼女だけが悪いかと言われると難しい。彼女も被害者の1人なのです。

俊希さえ途中からかおりを憎むべきかどうか葛藤しますからね。

榊原陣

苦労人。
香織を守れなかった苦しみ、突き放してしまった後悔、立ち直れた後に知る香織の悪霊化。

最悪のケースを回避する分岐はいくつかありましたが、その全てで悪い選択肢を取ってしまった。そんな感じ。
まあ、まさか香織が悪霊化するとは思わないから仕方ないのですが。

若い時は俊希と似たり寄ったりの流され人間でしたが、彼を責める事は誰もできないでしょう。

風見雅巳

俊希の友人Bであり、個人的にもっとも印象的なキャラでした。
登場は椎奈ルートだけですが、役目をいかんなく発揮したんですよね。

  • 間男として椎奈とセックスをする
  • 主人公にコンプレックスを感じており、常に嫌味を言う

一見して最低野郎ムーブ全開ですが、一方で俊希のことを最も理解しているのも彼でした。

俊希が四面楚歌になっても普段通りに嫌味を言い、安心感を与えます。
不登校になった時は何も言わずに自宅に行ってゲームしたりと俊希は随分と救われたことでしょう。

間男と信頼できる友人、両方の役目を全うした名脇役でした。嫌いだけど好きだわ。

エッチシーン

「凌辱」が全ての発端であり、物語と切っても切れない関係にあります。

椎奈ルートで憑依エロを堪能せよ

流石は香織が目を付けた逸材。何もかもがエッチです。
椎奈編がエロ担当と言えるかな。

性に消極的な少女を操って痴女化させる背徳感はたまらないんですわ。

催眠エロとほぼ同じシチュかな。道具か幽霊かの違いでしょうか。

香織ルートは自暴自棄になったロリ娘のエロス

同じくエロシーンは豊富ですが、ストーリー重視と言ったところ。
狂った後に癒しを求めて不特定多数と性交を重ねます。

なので、凌辱要素としてはイマイチ。まあ、境遇を考えれば抜けますか。

まとめ

読み応えのあるシナリオ。
鬱度はそこそこですが、耐性の無い人は過去編がそれなりに辛いかもしれません。

やってみる価値は十二分にあります。

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