
目次
作品概要
タイトル:エロ本を捨ててから兄の様子がおかしい
ブランド:Lamia
販売価格:6380円
販売サイト:
シナリオ
世界一ピュアな兄妹愛。
あまりのピュアさにプレイヤーのSAN値はゴリゴリ削れていくことでしょう。
正直ストーリーは面白い。でも、人を選びまくる。そんな作品。
エロ本を捨てられた兄の狂奏曲

- 親友から借りたエロ本を妹の百花に捨てられた!
- 詫び代わりに百花の痴態を撮影しておすそ分けだ!
- なんか盗撮されて喜んでるっぽいし、親友にレイプさせたろ!
流れはこんな感じ。常軌を逸してる。
百花に日常的に冷遇され、親友からもらったエロ本を捨てられてキレるのは分かります。
にしても、その報復が盗撮&レイプ教唆はぶっ飛びすぎだろ。
まあ、それでも凌辱エロゲーなら納得しましょう。
レイプ魔に倫理観なんてあるわけなし。動機なんて適当で良いのです。
兄と妹の壮絶な恋物語へ発展
しかし、兄妹が相思相愛だから話は変な方向に進んでいく。
自分からけしかけておいて、百花と親友のセックスに耐えられなくなる主人公。
百花は百花で主人公以外とセックスすることに苦しみ続けると。
結果、しびれをきらした百花が主人公に夜這いをしかけます。もう無茶苦茶や。
主人公がそれに応えるかどうか。
さあ、本作最大の分岐点がやってきました。
妹を受け入れない発狂ルート

まさかのホラゲーか?
主人公から拒絶され、狂気に振り切れた百花。
自分のモノにならないなら誰のモノにもさせない。徹底的な排除活動を行います。
しかし、一方で自分の代わりを主人公にあてがいたいとも考えます。
そんなぶっ飛んだ思考の元、親友の莉音を利用しました。
いやはや、なんという因果でしょうか。
主人公の非道を今度は百花が行うのです。流石は兄妹。
親友たちを巻き込んだ壮大な兄妹恋愛の行く末は如何に!もうわけわかんねーよ!
妹を受け入れる発狂ルート

結ばれた主人公と百花。
めでたしめでたしと思われましたが、事態は予想外の方向に進みます。
近親相姦は許されないという常識に主人公が縛られ、EDとなったのです。
もちろん百花は主人公の葛藤など知る由もありません。
もしかして私に魅力が無いのだろうか。そう考えても無理はないでしょう。
思い悩んだ百花は直輝に自分の魅力を確かめてもらいました。あーあ。
言い訳のしようがない浮気。それは主人公の知るところとなり…。
という感じで、こちらのルートも一筋縄ではいかない狂気を堪能できます。
なんやかんやで後味は悪くない
なぜかハッピーエンドっぽくなります。
登場人物同士は本質的には仲良しで、根っこは善人です。
ボタンを盛大に掛け間違っただけで、そこさえ正せば普通の純愛エロゲーになるのです。
いくらなんでも掛け間違い過ぎだろうと思いますが、まあ若さだよね。
そんなわけで後味は悪くありません。展開はぶっ飛んでるけど。
キャラクター
湯川遥人
狂人にみせかけた常識人。
「やることなすこと狂ってる割に倫理観は常人」という厄介な男。
普通のエロゲー主人公なら突っ切るところで躊躇するのは中々に斬新でした。
お前、そこまでやってアホか?そう声を大にして言いたい。
チグハグな思考回路ゆえにプレイヤーのヘイトを一身に集める存在でしょう。
まあ、コイツがいないと斬新なシナリオにならなかったので必要悪とも言える。
湯川百花

常識人にみせかけた狂人。
主人公への愛がマリアナ海溝より深く、主人公から盗撮されることに喜びを感じています。
しかし、素直になれないため、普段は険悪な態度で接していると。
これだけならギリ可愛い妹ですむのですが、主人公絶対主義なのが玉に瑕。
主人公の為なら鬼畜にも奴隷にもなれる。実に真っすぐな少女なのです。狂気。
高崎 莉音

常識人に限りなく近い何か。
百花への愛がマナリア海溝より深く、盗撮被害に怒りを爆発させます。
主人公を断罪しようと動くのですが、あまりにも迅速。迷いがない。
しかし、百花はそんなことを望んでいないので、話がややこしくなる。
結末はどうなったか…これは実際にプレイして確かめてほしい。
相馬 直輝

こいつなんなん?
ある意味で元凶と言えるかもしれない。
いくら百花が好きとはいえ、主人公に唆されて夜這いするのは狂ってる。
どこまでも主体性のないダメンズなので、主人公の次にイライラします。
ただ、百花への愛情に噓はありません。そこだけは救いかもしれない。そうか?
エッチシーン
怒涛のスワッピングセックス

スワッピングメインであり、近親相姦は意外と少ないです。
前戯は頻繁にしますが、挿入は本当に数える限り。
直接的な近親相姦を求める方には不向きな作品と言えるでしょう。
ただ、両想いは決して揺るぎません。
主人公は百花のために別の女を犯し、百花は主人公のために別の男に犯される。
愛し合うからこそ他人とセックスする。そんな常軌を逸した疑似的な近親相姦をお楽しみください。
淫語連発のヒロインが最高にエッチ

百花は定期的に他人とのセックスを主人公に報告します。
「私はこんな風に犯され、これぐらいイったの」
甘ったるい声で話す百花。その淫靡な雰囲気でマジでエロイ。
下品さを感じないエロスとして、エロ音声集としても通用する出来栄えでした。
和姦と凌辱が入り乱れて抜きにくい

なんやかんやで純愛エロゲーですからね。やっぱ和姦が多いんじゃないかな。
とにかく百花は強すぎるんだよな。陵辱っぽさは早々に消えます。
主人公が壊そうとしても喜んじゃいますからね。無敵だよ。
莉音の凌辱シーンも思ったより少ないか。エロイんだけどね。
陵辱スキー目線で見ると、どうにも消化不良感は残りました。
まとめ
類似作品を見たことのないオリジナリティあふれる怪作。
面白いっちゃ面白い。でも、万人受けするかは謎です。
エロは陵辱とも和姦とも言いづらいプレイが続きます。
でも、和姦の方が多いんじゃないかな。そんな感じ。