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作品概要
タイトル:狙われた優等生 身代わりの代償
ブランド:SYRUP many milk
販売価格:4950円
販売サイト:
原作との相違
エアリーソックスの優等生脅迫シリーズをエロゲ化した作品となります。


CGは枚数・内容ともに原作と同じです。明度が違うぐらい。
ただ、原作は1,990円(2作品合計)なので、フルボイス化したと考えれば価格相応ではあります。
シナリオも加筆修正されているので、言うほど悪くはありません。
ボイスとシナリオの追加だけで許せるよ!って人だけ買ってください。
なお、原作サークルの他作品は以下の記事をどうぞ。
シナリオ

割と加筆修正されています。
原作と比較しながら見ていきましょう。
教師に犯される流れが丁寧に
- カンニング発覚で献多が退学危機
- 葵が汚地の自宅で直談判
- 退学を取り下げる代わりに身体を触らせる
- 油断したところをセックス
原作は上記の展開を速攻で終わらせるので、凌辱までが唐突でした。
一方でエロゲー版では献多のカンニング騒動から詳細に書いています。
その結果、献多の懺悔を聞いた葵が汚地に直談判する流れに無理が無くなりました。
また、直談判のテキストもかなり加筆されており、葵の真剣具合が印象づけられています。
汚地の「忙しいから説得の続きは俺の家でしろ」に迷いながら従う流れも納得できましたね。
そんなこんなでエロゲー版では、細かい部分の補完がしっかりされていました。
3人の視点で描かれる凌辱寝取られ劇
3人の視点で物語を膨らませています。
特に原作にはなかった汚地の視点が素晴らしく、ヌキゲーらしい進化を遂げました。
- 葵:処女喪失の絶望、そして、植え付けられる快感への葛藤
- 献多:葵への感謝から彼女の言動への不信感
- 汚地:日々の鬱屈が葵凌辱によって潤いある生活へ
献多は寝取られゲー特有の何も知らない視点なので、焦らしを堪能できます。
また、葵視点では凌辱の苦しみをこれでもかと描写しています。
陵辱のエロさが何倍にも膨れ上がる良質なシナリオでした。
キャラクター
霧水葵

原作よりも更に清廉潔白になっています。汚しがいがあるねぇ。
性善説の権化であり、汚地ですら犯されるまで信頼していました。
特に献多には絶大な信頼を寄せており、クラスメートや汚地が彼を非難することが許せない様子。
どう考えても恋心はあるのですが、葵本人に自覚はありません。
エンゼルティアーの優理に似ていますね。ていうか、声優も同じです。
土粕献多

大好きな幼馴染を教師に寝取られる憐れな存在。
引っ込み思案で葵以外のクラスメイトからバカにされて過ごしています。
ただ、「根はやさしい」設定が強化され、多少はまともな性格になりました。
カンニングはメモを作っただけで躊躇しますし、葵への視姦(クラスメイトに言われただけ)役も汚地に変わっています。
汚地

こいつのためのエロゲー化と言っても過言ではない。
それぐらいキャラ設定が深堀されている。実に良いクズ男でした。
この辺は竿役を詳細に煮詰めるシロップならではですね。
エッチシーン
まあ、エロくないわけがない。
あらゆるシチュで犯される葵

- 痴漢
- 授業中のローター
- 男子トイレで情事
- 部室裏で隠れてエッチ
- 献多に電話しながらセックス
など葵の羞恥心を煽るシチュエーションに特化しています。
なんならそれ以外はないと言っても良いレベル。
輪姦はなく、竿役は汚地のみです。
オッサンにねっとり犯されるエロが好きな人にはたまらない内容です。
声優の熱演で作品に命が宿る

エンゼルティアーで魅せてくれた演技力を本作でも発揮してくれました。
本当に悲壮感がすごい。本当に苦しいのが伝わってきます。
葵のキャラにも合ってますからね。実にはまり役でした。
声優さんのおかげで本作はヌキゲーとして大成したと言って良いでしょう。
まとめ
同人CG集からのエロゲ化としては大当たりの部類。
CGの追加はないので、原作既読者はその辺を考慮してください。