作品概要

タイトル:Grope ~闇の中の小鳥たち~
サークル:メイビーソフト
販売価格:2750円
販売サイト:

※windows11で動作確認。「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェック必須。

ゲームシステム

めんどくせぇ…。
ストーリー重視の凌辱エロゲーを作成していたメイビーソフト。

暗い雰囲気をうまく演出している個性派ブランドです。が、いかんせんルート分岐が多すぎて面倒。

震災に見舞われた都市からの脱出ADV

海の上に作られた学園都市が地震により崩壊。
そこからの脱出を目指す人々の協力と裏切りを描いたヒューマンドラマです。

最初のメンバーは主人公の慎一と貴章の2人。
脱出方法と生き残りを探すために2人は行動を開始します。

本作に登場するメンバーは総勢12名(男3人、女9人)とエロゲーの中では規格外の人数です。

ちょい役というわけでなく、主人公以外は立ち絵があります。
休日ということでモブは一切登場しません。

集ったメンバーは仲良しこよしというわけではなく、それぞれが黒い感情を隠しています。
いつ、どこで爆発するのか。

極限状態の中で描かかれる物語にワクワクしました。最初だけ。

試行回数が多く、エンディングまでの道のりが面倒

1日の行動回数は朝昼夕の3回。
脱出経路や生き残りを探索することになります。

最初こそ1人行動ですが、仲間が増えると協力することも可能。
協力といっても個別ルートに入るだけなので、ゲーム性はありませんけどね。

で、これって行けば必ず何かが起こるわけでもなく、空振りも頻繁にあります。
というか攻略情報なしで進めると成果無しの方が圧倒的に多いです。心折れちゃう~。

やっとイベントが起きても1つのフラグに過ぎず、また延々とフラグ探しに奔走します。
1つのエンディングを見るだけなら問題ありませんが、全部見るとなると無理ですね。むりむり。

新規ルートが小出しにされ、同じ作業を延々繰り返す

1つのルートが終わると、新たにキャラクターが追加されます。
これにはちょっとワクワクはします。今までと展開が変わりますからね。

が、作業自体はずっと変わりません。延々とフラグ探しに奔走するだけです。

もうこんな面倒なことをせず、単純な選択肢にしてほしかった。
ゲーム性も何もない選択肢形式ADVですからね。読み物特化で良かったやんと。

ストーリー自体は面白い。根気のある人にはオススメ

Cageもですが、ストーリー自体は非常によくできています。
震災で疲弊する人々の心情が目まぐるしくて楽しいですし、バッドエンドの悲惨さも味があります。

面白いんですよねえ。1週目は本当に楽しかった。
やっぱシステムが悪いよ。面倒くさすぎるもん。

エッチシーン

作風といえばそれまでですが、とっちらかっているなぁと。

ヒロイン多すぎて、1人が薄い

お気に入りのヒロインの凌辱エロを楽しめないんですよね。
1人1人が薄すぎて、満足感がまるでありません。

まさかエロシーンが一瞬で終わるとは思いもよらない。これでどう抜けと。

ヌキゲーではないって位置付けなんでしょうが、別にヒロイン減らしても問題ないと思うんですけどね。
そんなこんなでエロ目的で買うものではないです。

和姦と凌辱が入り混じりターゲットが不明

思った以上に和姦が多い。
上のサンプル画像に惹かれて買って、これは実際に良かったんですよ。

でも、これだけでした。
外は純愛ルートばかりで、凌辱スキーには不満が残りました。

また、レズプレイも入ってきたりと性癖の闇鍋みたいになってます。全部食える人いるのかな。

まさかの未遂もあり

これ許されないやろ…

なぜか凌辱シーンが途中で中断することがあります。もう意味が分かりません。
据え食わぬ膳は恥。やるなら最後までやれよと。

まとめ

エロ画像に惹かれて買いましたが、後悔が半端ありません。
やっぱねえ。純愛エロゲーじゃないんだからエロシーンも気合入れてほしいですよね。

まあ、本ブランドが好きなら買ってみても良いかもしれません。

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