作品概要

サークル:リインカネイト 
販売価格:1,650円

シナリオ

いやあ、面白い!何よりサークルならではの創意工夫が見られるのが素晴らしい。

戦争における女たちの悲壮な人生。この設定だけでご飯何倍でもいけますわ。
戦争のヘキサ同様に凌辱スキー向けのエロシーンでした。

人間の都合で道具に成り下がった「勇者」たち

かつて魔族と戦いを繰り広げた勇者が残した「特殊兵装」。
その因子を元に作られたホムンクルスが彼女たちです。目的は戦争のための道具。それだけでもゲスい。

しかも裏切られないように人権をはく奪し、兵器と同じ扱いにまで貶めるんだから容赦ない。

見た目も思考も人間なのに道具として扱われる勇者に興奮…悲しくなってきますな。

ディストピア感満載で素晴らしい設定でした。戦争をテーマにしたエロゲーはこれぐらい悲壮でなきゃな。

勇者と対等に向き合う異色の勇者

そんな彼女たちを対等に扱おうとする者が本作の主人公となります。
勇者に恋し、彼女たちの在り方に疑問を持った若き貴族。

しかし、上官を殴ったために左遷され、勇者たちの部隊長として活動することに。
まあ、むしろ願ったり叶ったりだったでしょうが。

勇者とどう向き合うのか。どう救うのか。
隊長の生き様がシナリオの面白さを引き上げています。カタルシスってやつやんな。

そんなこんなでかなり完成度の高いシナリオゲーでございました。

ゲームシステム

ゲームもしっかり面白い。独創性がある。

戦略性のあるSRPG

複数の勇者を指揮して、敵軍を圧倒しましょう。
彼女たちは戦闘能力が高いので、そこらの歩兵では手も足も出ません。

とはいえ、戦車や同じ勇者相手では返り討ちにあうことも。勇者の特性を理解して攻略しましょう。

勇者の役割
  1. 決戦勇者:単体攻撃が得意
  2. 殲滅勇者:複数攻撃が得意
  3. 守護勇者:防御特化
  4. 恩恵勇者:ヒーラー

また、勇者ごとに固有スキルがあり、プレイヤーによって自由に軍を編成することが可能です。

SRPGにおいて編成の楽しさは重要。ユーザーの想いをしっかりと汲んでくれていますね。

作り込んだ戦闘シーンに新鮮味を感じる

武器も作り込んでおり、戦闘が視覚的に楽しい。
戦闘自体はスピーディーに進むので、ダレることもありません。

一部キャラは必殺技に専用モーションもある力の入れっぷり。

ぜひ色々な勇者を使って、全員の活躍を見てあげてください。愛着湧くよ。

ガチャで新たな勇者を排出せよ

こんなところまでホムンクルス差別の影響が。ガチャで配属先が決まる少女に涙が止まらない。

人員を補充するためのガチャシステム。ネームドキャラは高レアリティに位置しており、エッチシーンも用意されています。
ガチャというだけあって種類は膨大。20人以上の勇者を引き連れることが可能です。

ちなみ排出されるのは本人たちではなく、命令書です。流石にそこまで人でなしではない。

エッチシーン

凌辱スキーにたまらない設定でした。エッチやねえ…!

仲間の性処理も勇者の仕事

人権のない彼女たちは夜は慰み者として奉仕を強要されます。
もちろんそれは本意ではない。しかし、決められた仕組みに逆らえないのです。

普段は勝気な彼女が、真面目な彼女が、苦渋に顔を歪めながら性奉仕をする。これで抜けないわけがない。

難点として、勇者の数が多いため、1人当たりのエッチシーンは少な目になっています。
1人のヒロインのレイプをたくさん見たいって人には不向きでしょう。

敗北した勇者に事後報告をさせる鬼畜っぷり

私はレイプされました。穴と言う穴を汚されました。

調査と言う名のセカンドレイプ。勇者は負けると地獄のような恥辱を受けることになります。

ただ負けて犯されるだけってのは普通過ぎる。もっと苦しんでもらわなくちゃ!
製作者のゲスな想い(褒め言葉)を感じました。いいぞ、もっとやれ。

レイプ報告はクロエでもありましたが、非常に抜けるシチュです。ぜひ流行ってほしい。

なお、流血などのリョナ要素もあります。勇者が強靭なので傷は残りませんが、苦手な人は注意。

まとめ

シナリオ・ゲーム・エロシチュとどれも素晴らしい傑作。
陵辱スキーには文句なしの完成度です。

世界観が特に良いんですよね。王道のRPGではあります。