作品概要

タイトル:魔術師とアルカナの化身
作者:水坂早希
販売価格:980円
販売サイト:

ストーリー

面白くてエロいとか最強か?

魔法少女沙枝の原作者が作成した魔術師の凌辱エロラノベでございます。
全2巻でボリュームも十分。非常に読みごたえがあります。

アルカナを従えた魔術師の闘い

タロットカードの22の大アルカナが具現化した現代。
名うての魔術師がそれを従え、覇を競います。

すべてのアルカナを手に入れた者は神になれると。ここまでが概要ですね。
メインは以下の3人。

  • 楓 :高潔で敢えて人を寄せ付けないように振る舞う
  • 死神:口は悪くも主人に忠誠を誓うアルカナ
  • フレイ:楓の次ぐ実力者だが、基本的に返り討ち。

設定はFate/stay nightに近い。「楓と死神」は「凛とアーチャー」の関係そのままです。
境遇は桜でしょうか。幼少期の性的虐待がやばい。

設定が凝っている分、序盤は説明が多くなるのがネックか。
用語が多すぎて中々に混乱しました。物質とエーテルの設定は無くても良かったような…いや、話がつながらないか。

逆転に次ぐ逆転の白熱バトル

エロメインと油断していましたが、戦闘が面白かったです。
割と勝敗が予想つかないんですよね。

どう考えても負ける状況で勝つことがありますし、その逆もしかり。
先の展開が読めないので、ワクワクしました。これは良著。

詠唱もかっこよいですからね。黒棺には勝てないけど。

エッチシーン

ガチでえろい。文章だけでここまで興奮するとは思わなかった。感服しました。

理性を失えず、羞恥に狂う楓

絶対に堕とさせない。そんな作者の熱い想いを感じました。
執拗な責めでその日こそは快楽に屈しますが、翌日には羞恥に苛まれますからね。最高ですかよ。

高貴で犯しがたいヒロインが「いや!みないで!」と絶叫する姿はもうたまりません。
こんだけされてもプライドは折れませんからね。そら敵も徹底的に辱めるよなと。

魔術でリョナがノーマルプレイに変貌

魔術のエロへの応用がすごい。

まずどんなに傷をつけられても治癒魔法で即時回復します。
そのため、痛々しさがありません。リョナ苦手な僕も平気でしたね。

ヒロインは快楽責めのみを与えられ、どんな理不尽な暴力も快楽に変換されます。

戦闘は苛烈なので、アルカナは容赦なくえぐられますけどね。そこは仕方ない。命がけだから。

魔術でスカプレイは神聖な儀式に

極め付きはスカプレイ。
性贄として完成した凛はスカが固形化した愛液として排出されます。
透明で淫靡な匂いをまき散らすそれはもはや神聖な何かです。

スカ苦手なんですけどね、汚さは一切感じません。

魔術をここまでエロに組み込んだ作品は見たことがありません。天才か?

まとめ

僕がエロラノベにはまったきっかけの作品。
これから何かを読もうと考えている人は本作がオススメです。

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