作品概要

タイトル:アナベルと隠された秘密
サークル:ぷらすえ
プレイ時間:4時間弱
販売価格:1980円
販売サイト:

シナリオ

想像以上に完成度が高い。壮大な物語に心を奪われました。

記憶を失った2人の少女による世界救済の物語

2部構成になっており、前編では魔物に攫われた村人を救いながら行方不明の父親を探します。

ただ、主人公のアナベルは記憶を失っており、村人の名前すら憶えていません。しかも村人は訳知り顔でアナベルと接するのだから謎は深まるばかり。

無人の村に少しずつ活気が戻ると同時にアナベルに関する謎も増えていく。先の気になる展開が続き、最後まで飽きずにプレイできました。

極上の謎があるからこそクライマックスの爽快感は格別。良いね、実にRPGしているよ。

サブストーリーがないのも評価ポイント。おかげで話がブレることなく、最後までアナベルの物語に集中できます。

壮大なスケールで描かれる竜族の少女・ルア編

アナベル編だけでも短編として十分な内容ですが、ルア編でさらに世界が広がります。

ルアの正体どころか世界の秘密まで明らかになりますからね。スケールの大きさに度肝を抜かされるよ。

悲しくも暖かいシナリオが続き、雰囲気が暗くなりすぎることはありません。結末もハッピーエンドで読後感は最高です。

ただ、設定が唐突過ぎて理解が追い付きません。謎の上位存在が現れます。誰やねん、お前。
まあ、シンプルに世界救済の物語と思っておいて問題ありません。

アナベル編があまりにも可哀そうだったので、その救済編って所でしょうかね。

ゲームシステム

何から何まで斬新。思った以上に楽しくてぶっ続けでプレイしちゃったよ。

ただ、おま環かもしれませんが、効果音が一切ありません。動きももっさり気味で、色々と惜しい部分が目立ちました。

斬新で面白い戦闘を楽しむのだ

SPを消費して物理攻撃や特殊攻撃、回復をする仕組み。

SPは2人で共有されており、一方が全力を出すと片方が力を制限せざるを得なくなっています。
そもそもの回復量も少ないため力の配分が中々にシビア。頭を使う戦闘を楽しめました。

もっとも敵は強くないので、しっかり育てていればゴリ押しクリアは可能です。
敵は攻撃一辺倒ですし、互いの攻撃は必中。せっかくの戦闘システムを活用する場面がほとんどありません。

結果、勝利の達成感はイマイチでした。ラスボスでさえ負ける方が難しいんよな。

独創的な育成要素にドハマり間違いなし

育成が本当に楽しい。所謂スキルツリー形式を採用しており、上げ方はかなり個性的。

本作にレベルアップの概念はなく、その代わりに討伐数や実績に応じてスキルが覚えられるようになっています。

実績はサブミッションのようなもので、クリアするごとに経験石を1個ずつ取得できます。
討伐や収集、ボス撃破など。サブミッションのクリアと同時にスキルツリーもコンプできるようになっており、この辺がやりこみ要素になっています。

やはり育成はRPGの花形ですからね。個性的であればあるほど良いんですよ。他サークルも参考にして欲しいレベルの良システムでした。

アイテム整理やミニゲームで知恵を振り絞れ

すげえよな、アイテム整理にまでゲーム要素を盛り込んでるんだぜ?

バッグ内はパズルのようになっており、アイテムのサイズがバッグの空き容量に収まるように配置しなければなりません。
アイテムの回転機能なぞないので、持ち運びは本当に大変。適宜自宅の宝箱で持ち物の整理をしておきましょう。

他にも簡単なミニゲームがいくつも用意されており、プレイヤーを楽しませる工夫を随所に感じました。

ギミックの難易度はかなり低いので詰むことはありません。思考停止でやってもクリア可能なレベルなので気楽にやりましょう。

エッチシーン

ボイスこそありませんが、フルアニメーションで完成度は非常に高い。
なによりゲームシステム以上にエロシチュが斬新。驚きの連続でした。

性知識のない少女が慰み者にされる

まさかの無知シチュ。セックスどころかオマンコの意味すら分からないって、どんな箱入り娘だよ。

いかに無知と言えど、身体はしっかりエロく育っております。
オスにとっては穴さえあれば良いので、アナベルにわざわざ教えるつもりはありません。

時には身体検査を言い訳に、時には精液を食事と称して、時には強引に。

レイプの概念が理解できず、必死に痛みに耐え続けるアナベルが憐れで本当に抜けるのです。

凌辱エロは全部で31個。対人レイプと異種姦が半分半分になっており、ルアと一緒に犯されるシチュもあります。もちろんルアも無知。

なお、敗北レイプしかなく、見た後はタイトル画面に戻されます。クリア後に全開放されるのでムリに負ける必要はありません。

後半は怒涛のおねショタプレイ

作者的にはこっちが本命だろ。本気出し過ぎや。

残念ながら僕には全く刺さりませんでしたが、おねショタ好きは間違いなく満足できる完成度。

年上のお姉さんに搾精されて少年の性癖はぐちゃぐちゃ。
性知識のないお姉さん方は精液をおしっこと勘違いしていますからね。それでも嫌悪感を感じない聖母っぷりがまた少年を狂わせるんだわ。

常に2VS1の構図になっており、逆転は一切ありません。後、彼女ら以外にメスガキも登場します。こちらも逆転はありません。

おねショタはこういうもんだろ?という作者の強いメッセージを感じました。良いね、同人エロゲーらしさがあるよ。

ちなみにおねショタ&メスガキシチュは全部で6個。数は多くありませんが、テキストに力を入れており意外にボリューミーです。

まあ、前半の凌辱シチュと内容が変わり過ぎだとは思う。どちらも刺さる人はいるのか?

簡易攻略

行先についてはセーブ画面の進行メッセージを見ればオッケー。

詰み要素はほどんどありませんが、配電盤のカギだけ使い先に迷うかもしれません。
森に入ってすぐの池を船で渡った先の洞窟で使えます。

後、ルア編のギミックではXキーを押すことでキャラ操作を切り替えられます。これも知らないと詰む。

まとめ

処女作とは思えない完成度の作品。
大きな不満はありませんが、効果音が聞こえないのとおねショタプレイが減点要素でした。

後は凌辱シチュエーションの幅かな。1,980円なら村のエロイベントも欲しかったよなあと。