作品概要

タイトル:【NTR】破滅へのカウントダウン【RPG】
サークル:クララソープ
販売価格:1980円
販売サイト:

ゲームシステム

広大な部屋(設定)に家具(イベント)を置かないミニマリスト。そんな感想。

バリエーションは多いが、1つ1つのイベントが薄すぎる

なんというか広げた風呂敷に対してストーリーが薄いんですよね。
様々な間男とフラグを立て、任意の寝取られエンドを迎える。

設定だけなら夏色のコワレモノに近い。購入前はめっちゃ期待していました。

が、ふたを開けてみるとフラグを淡々と処理するだけの作業ゲーであり、物語を楽しむ余地がありませんでした。

ルミアと過ごす5日間の行動が結末を決める

ボーカルのルミアに会いに来たところから物語は始まります。
RPG的な戦闘は一切なく、昼夕で任意のイベントを発生させる流れ。

行動パターン
  1. 昼:イベント発生もしくは時間切れまで動く
  2. 夜:ライブイベント後の行動を決めるだけ
  3. これを5日間繰り返す

そんだけです。街を探索する楽しみはありません。街から出る事もないので。

要するに5日間がエンディング達成までの準備でしかないんですよね。虚無です。

主人公が空気過ぎて、寝取られの焦燥感が皆無

やっぱ寝取られって主人公とヒロインの絆が強い程に盛り上がるじゃないですか。
で、本作の主人公ですが、そもそもが空気で絆も何もありません。

そのくせピンポイントでヒロインが寝取られている場面には遭遇するので、なんだか怖くなってきます。

寝取られた主人公と言うよりヒロインの情事を覗くストーカーですな。

なんかこうプレイヤーの想像する余地があれば良いんですよ。
今日はあそこに行くとか。ホームレスさんに会いに行くとか。そんな言伝をヒロインからされていれば納得します。

が、本作はその辺が曖昧でイベントマークを目印に進むだけなんですよね。最初から全部を知ってて動いてる感がすごい。

そんな感じで色々と微妙だなと。そんな感想です。

エッチシーン

寝取られを盛り上げる要素は多い

SNSやカーテン越しのシルエットセックス。一部だけを見れる情事。
などなそ寝取られに必要な要素は網羅している。

まあ、全体を通して設定は普通に好きなんですよね。
ただ、やっぱり広げた風呂敷を畳めてないんですよね。

SNSだってなんか唐突に出てきましたし、世界観がぶち壊しな気もする。

淡泊に終わるエロ

特に寝取られのエロってねちっこくする必要があると思うんです。
ただ、本作はそれも薄い。テキストが短い。

なにより5日間で堕ちるのが早すぎる。なんなら1日目から快楽に負けてる。

寝取られに求めるエロスが皆無。凌辱ゲーならまだわかるけど、それはそれでコンセプトが崩壊しているジレンマ。

まとめ

第一印象でハードルを上げすぎた作品。
この価格で買うのはちょっと勇気入りますね。まあ、ボリュームは価格相応なのかもしれない。ムダに間男多いし。

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