目次
作品概要
タイトル:Vtuber Hack
サークル:ベルゼブブ
販売価格:7920円
販売サイト:
ゲームシステム
和姦エロゲーと思えば…悪くないかもしれない。一方で陵辱エロゲーと思うと後悔するレベル。
内容が薄いVtuber配信
ただのコマーシャル。
Vtuberによるベルゼブブさん過去作の実況配信が延々と垂れ流されます。
まあ、それ自体は良い。画面はよく作ったなと感動しました。
しかし、肝心のゲーム内容が薄すぎる。
プレイヤーができることはコメントとスパチャだけです。
もちろんそれは当然。じゃあ、どこにゲーム性を置いてるか。
- 自作自演でコメ欄を炎上させ、その直後に擁護コメを打って依存度を上げる
- スパチャでVtuberの特殊会話を引き出す
1つ目は言ってて意味わかりませんが、そうなんだから仕方ない。
で、これが作業過ぎて面白くない。やっていて達成感がないんですよね。
後、Vtuberのセリフが定型文すぎるのもなんだかな。
身バレの状況に応じて変化を持たせて欲しかったなと。
そんなわけで秀逸なデザインに対してシステムがイマイチってのが率直な感想です。
ハックシステムはそれなりに面白い
もういっそこれだけでゲーム化して欲しかった。
本当に面白いんですよ、これ。
制限時間内にフォルダにアクセスできるように障害物を乗り越えていく。
これだけではありますが、移動が変則的で簡単には目的地に辿け着きません。
東西南北に動く移動モジュールを選択して、半自動的にユニットを動かします。
同じ東向きのモジュールでもジグザグに動いたり北東に動いたりとバラバラ。
障害物にぶつからずもっとも移動距離を稼げるモジュールを選択するゲーム性がありました。
感覚的に分かるのも魅力。これもっとやりたかったわ。
謎のデイトレード要素
これいる?
確かに斬新ですよ。よく作ったなと感心しました。
でも、本作のメインはVtuberですよ。こんなどうでも良い要素に開発リソース割かれても困るわけで。
基本放置なのでゲーム性はありませんし、これでストーリーが進むこともありません。オマケです。
正直もっと他にやることあっただろうと思っちゃう。
エッチシーン
陵辱エロゲーではない
ただの和姦。
サンプル画像のセリフの段階から嫌な予感はしていた。嫌がっている素振りが全くない。
強引なのは初回の家凸時だけです。流石にその時は凌辱スキーの望む展開。
しかし、2,3回家凸をしたら和姦になります。普通に仲良くなってます。
挙句の果てにグッドエンドでは主人公がVtuberの中の人を助けて恋仲になるという。軸ブレすぎだろ。
主人公をなんで半端に良い奴にしたのか。最初から最後までクズにしとけよ。
とにかくエロのパターンが少ない
7,920円で出して良い作品じゃない。本体は4人のヒロインしか登場しません。
パッチ商法なので、最終的には倍ぐらいにはなるんでしょう。アーリー版と思えばそこは納得します。
が、それを差し引いても1人毎のエロCGが少なすぎる。基本5つしかない。
- 奉仕1
- 奉仕2
- 挿入
- 快楽堕ちエンド
- True end
奉仕と挿入は「状態」や「回数」で差分を入れ、かさ増ししています。
まあ、テキストは多いんですけどね。この価格でこれは嫌だわ。
悪戯配信がオマケレベル
なんで手え抜いたん?
悪戯配信では画面左に専用ボタン(顔・胸・お尻)が表示され、それをクリックしていきます。
それに合わせてヒロインが反応する仕組み。以上。
悪戯配信にエロCGはありませんし、コメントも定型文しか流れません。
もちろん身バレによる悲壮感溢れる破滅もない。BADENDは快楽堕ちというありきたりな展開。
何より嫌なのが「滑らかに動くLive2D」の売り文句がこの専用ボタンとVtuberの立ち絵だけと言う事実。
屈辱2の宝月のえるを見習ってほしい。あれこそ配信者にふさわしい末路だろ。
まとめ
凌辱エロゲーとしては何もかもが半端であり、全く抜けない。
他の不満は100歩譲って許すとしても悪戯配信の薄さだけは納得できませんでした。
まあ、システム面は斬新なのでエロに拘りが無ければ良いかもしれない。