水中触

作品概要

タイトル:水中触
サークル:アトリエわだつみ
販売価格:2090円
販売サイト:

シナリオ

これこそが同人。同人だからこそできるチョー変態ジャンル。

映像美だけで金を払う価値はあります。しかし、オカズとしては無理だと思う。

少女は一心不乱に潜り続ける

見渡す限りの大海原にポツンと浮かぶ木船。食料も道具もない。
ただ1人の少女が眠るだけ。そんな意味深なスタートから始まります。

そして、目を覚ました少女は深海の沈没船に生身で突貫するのでした。

目的なぞ分かりません、ただ底に船があったから。それだけなのかもしれません。
後のことも考えていません。恐れ知らずなのか肺活量だけで潜り続けるのです。

最初から最後まで理解の及ばない18分でしたが、なぜか1本の映画を読んだ気分になれました。

不思議な魅力があるんですよね。言葉はなくともストーリーは作れるんやなって。

恐ろしくも幻想的な映像美

平成初期のアニメの良さを感じました。
名探偵ホームズ、未来少年コナンみたいなレトロな雰囲気と言いましょうか。

何も知らない人にジブリのプロトタイプ製品と言えば、あっさり信じそうな完成度です。

深海、それも沈没船探索なので、不気味な雰囲気が漂っています。
ドッキリ要素はありませんが、最後は触手に殺される?ので、ホラージャンルになるのかもしれない。

まあ、危険と知りながら潜り続ける少女の方がホラー味はありますが。

エッチシーン

かなり特殊です。
水中なので心の声しかありません。相手が触手なので言葉責めもありません。

しかも快感や羞恥より苦しさの方が少女には大きい。
直接的な暴力はありませんが、リョナ作品として楽しむべきでしょう。

羞恥系の凌辱が好きな人に本作はイマイチあいませんね。

まとめ

まさに同人による同人のための作品
サークルにはぜひ超ニッチジャンルを追及してほしいところです。