作品概要
タイトル:ルゴーム砦の脱出
サークル:男爵領
販売価格:1050円
販売サイト:
ゲームシステム
淫靡な世界ここに極まれり。
アイシャが辿り着いたルゴーム砦は女性が性奴隷とされる空間だった。
淫靡な世界を演出するためには閉鎖された空間・望まぬセックス・羞恥プレイの3つが必要です。
本作はそれら全てが網羅されており、それだけで素晴らしいゲームだと自信を持って言えます。
バトル
本作は今迄にした作品とは異なる面が非常に多く、マンネリ感がありません。
バトルの何が特徴的かと言えば、如何にして戦わないようにするかが肝になっている点です。
普通に戦っても勝ち目はありません。スキル「隠れる」を駆使して、不意打ちをする必要があります。
しかし、不意打ちをしても敗ける時もあります。それだけの圧倒的な差があるというわけですね。
一般RPGではヒロインがばっさばっさと敵を倒していきます。
女性は非力なもの。ファンタジーに言うのも野暮ですが、やはり違和感は拭えません。
本作は違和感を見事に打ち破ってくれました。しかも、ゲームとしての面白さを損なわずに。
謎解き
本作は様々なイベントを通して、ルゴーム砦の脱出を目指します。
ATLUSの世界樹の迷宮と同様の語りでゲームが進んでいきますが、これもまた同人エロゲーでは珍しいシステムで面白い。
謎解きと言っても深く考える必要はありません。虱潰しにイベントをクリアしていけば良いです。
簡単に言いましたが、それだけイベントとイベントの繋ぎがしっかりしているということです。
エッチシーン
低価格ながらエッチシーンはしっかりとしています。
一番良いのは、会議をしている中でアイシャがレイプされている展開です。
日常の中で行われる非日常な光景。全裸登校週間もそうですが、どうしてこんなにもエロいのか。
敗北レイプはランダムでエッチシーンが選択され、誘惑エッチでは体位はシチュを選べます。
体位を選べるゲームも中々見ないので、面白いシステムだなと。興奮しました。
まとめ
RPGツクールで作られているはずなのに、内容は他のツクール作品とは全く異なるものでした。
こういった作者の思いをぶつけたゲームが出ることが同人エロゲーの良さですよねえ。