※ネタバレ注意
作品概要
タイトル:ランス10
ブランド:アリスソフト
販売価格:7920円
販売サイト:
ゲームシステム
なげえ!!!でも、感動した!!
これがランス10を終えた率直な感想です。
ちなみに今は「血の記憶」を無限ループしながら記事を書いています。これがたまんねえのよ。
挫折。そして、挫折
クリア順番としては、
- クリアC 魔王ケイブリス
- クリアC 魔王ケイブリス
- クリアB タイムカプセル
- クリアB 魔王美樹
- クリアC 人類滅亡
- クリアB 神の真実
- クリアB 地底大作戦
- クリアC 勇者の成就
- クリアA 海から
- クリアA 空から
- クリアA 強行突破
を経て最後に第二部クリアでめでたしめでたしです。
美樹探索ルートに気づかず、2連続で魔王ケイブリスエンドになったのはご愛敬。
で、これ見るとわかると思うんですけど、なっがいんですよ。
しかも1回のクリアも長いもんだから、魔王美樹EDあたりで飽きてたんですよね。
無理だって、これ。脱落した人無数にいるだろ、これ。
ただ、せっかくの最終作なので・・・ということでもう少し頑張る。
二部開放条件を満たせずクリアAを3つもするという地獄を味わいつつもクリア。
で、まあ、みたんですけどね。
まあ、泣くよね。
そして、魔王の子は父親を倒しに旅立った
ランスが魔王堕ちして、世界は混沌。
そんな中、クルックーの子どもが世界に散らばる魔王の子を集めて旅をする。
完全にDQの世界で、今までのランスと異様な展開を見せる第2部。
正直ダークランス大人verを見た段階で泣きそうになりました。やっばいよね、あれ。
熟女フェリスを出してほしかったけど、そこは我慢だね。
ただ、魔王の子で誰が一番好きってダントツでリセットなんですよね。
父親を覚えていたのはダークランスとリセットだけですが、リセットが一番ランスと思い出を作っていました。
だからこそ、あの世界では無茶苦茶辛かったでしょうね。
人間からは魔王の子と陰口を叩かれ、父親を正気に戻す唯一の手段を持っているせいでサテラから狙われて。
それでも大好きな父親のために健気に頑張る姿に心を打たれました。
ちなみに登場シーンで一番がっかりしたのは内緒です。うっそだろ、お前。
神を説得した神をも超えしクルックー
最後のネタ明かしでクルックーのとんでもなさが際立ちました。
世界は神の遊びでしかない事実を唯一知っている存在として、どうすれば神を満足させたうえで人間を救えるかを考え抜いたのでしょう。
そのために、シイルが氷漬けの状態を伏せ、ランス魔王化の後もしばらくは放置。
創造神ルドラサウムを自分の息子として育て、破壊以外でも楽しめることがあると教える事。
今迄の行いは全てそのための準備に過ぎなかったと。どんなメンタルしてんだ、こいつ。
実の子どもとして愛せたのか。
本当は普通の母親として過ごしたかったのではないか。
誰よりも世界に絶望すべき存在だった彼女ですが、ラストで息子(INルドラサウム)の話を聞く中で微笑んでいました。
その真意はついぞ分かりませんが、本当の笑顔だったと信じたい所です。
俺様の活躍、ちゃんと見ているか?
シイルに向けて、子ども達に向けて、そして、僕たちプレイヤーに向けて。
ラストのランスのセリフは本シリーズの最後を嫌でも感じさせました。
僕はランス6、戦国ランスから始めましたが、それでも寂しい気持ちになりますね。
ランスシリーズの集大成。
クリアまでとんでもなく根気はいりますが、やる価値はあった。そんなゲーム。
いやあ、久しく忘れてたな。ゲームで熱くなる感覚というものを。