目次
作品概要
タイトル:ナナハよ。
サークル: 栗pick
販売価格:1100円
販売サイト:
ゲームシステム
同人エロゲーの中でも一際光るシリアスで鬱屈としたストーリー。
選択次第で救いの無い悲劇的な結末を迎えます。しかし、それでもどこかに救いがあるのが良いのか悪いのか。
BLOODY VIRGINが好きな人にはすこぶる相性が良いでしょう。
男女隔離制度が制定されたディストピア「ベリエンテ」
男女が隔離された都市ベリエンテ。
男は衛士として異形の生物と命がけの戦いを強いられ、女は農奴か風俗として生きていきます。
もう本当に何もかもが暗い。ベリエンテに暮らす何もかもが惨い。やっていて息の詰まる展開が多発します。
しかし、そんな中でも抗っている人々はいます。絶望をしながらも希望を見出して生きていく。
言葉はアレですが、単純な胸糞展開ではない考えさせられるシナリオだなと感じました。
妻か娘か。選んだパートナーと共に戦え
主人公の任務は破棄実験区域に生息するモルモット。
モルモットと言っても可愛げのあるものではなく、完全なバケモノです。
その討伐に衛士はツーマンセルで臨みます。
そして、主人公の選ぶパートナーは妻か娘のどちらか。
物語が大きく変わるので、慎重に選びましょう。まあ、周回前提ですね。
妻のユラハが回復主体なので、最初はそちらの方が攻略は簡単でしょうか。後、おっぱい。
やりごたえのある骨太なRPG
ザコ敵と言えども油断はできず、選択を間違えると一瞬で壊滅します。
レベリングや装備、能力アップアイテムをフル活用しないと厳しい戦闘が続くでしょう。
かといってクリアを断念するレベルでもなく、ゲームとして十分に楽しめます。
登場するボスはただのモブではなく、何かを訴えかけるものばかり。
時には主人公を大きく狼狽させることも。これはぜびプレイして確かめてもらいたいところですね。
取り返しのつかないルート分岐があり、全エンドのコンプは至難
ヒロイン毎に4つのエンドがありますが、内2つは敗北エロイベントを全て回避しなくてはいけません。
同人エロゲーである以上はエロイベントを見てしまうもの。なので、1週目はTRUEエンドにいけないんですよね。
また、シナリオが長いので周回が辛い。
ED1とBADエンドはやり直しが可能ですが、それでもユラハとセリハを合わせると6週しなくてはいけません。この辺はもう少し何かあればなあと。
エッチシーン
背徳感がたまらない。
気丈に振る舞う妻子を弄ぶ男たちの凌辱がもうね。
犯されながら夫の主人公との会話は基本中の基本。
- 闘技場での敗北レイプ
- 助けた男達に輪姦される
- 夜の街で強制的にストリッパー
他の女たちよりは厚遇ですが、それでも女として散々に辱められます。
むしろ下手な希望を見せられている分、悲惨かもしれませんね。
1回1回のシーンも十分な長さでオカズとして申し分ありません。
まとめ
作りこまれた至高のNBTRゲー。
ジャンルのシリアスに偽りなしなので、荒廃した世界観が好きな人にもオススメの逸品です。