目次
作品概要
タイトル:刻まれた快感
サークル:小鳥の煽り
販売価格:1320円
販売サイト:
ゲームシステム
はぁーー、えっろぉおおおい。
刻印の有無で差別される世界で生きる男女
所持者に特別な力を与える刻印。
刻印は親から子に遺伝しますが、必ずしもそうとは限りません。
ロベールの場合は弟が代わりに継承し、一人娘のアリエノの場合は父親から継承されませんでした。
刻印が無い人間は差別の対象となる。似た者同士の2人は自然と惹かれ合います。
こういった能力による差別は物語の定番であり、深みを持たせる要素。
「状態異常」は魔法の有無で差別が産まれていましたね。
こんな不条理な世界を変えよう。2人はそう誓うのでした。
2年ぶりの再会。なぜかアリエノの手に刻印が…
士官学校で再会したロベールとアリエノ。
再会を喜ぶもアリエノはなぜか刻印を宿していました。
世襲以外で刻印を受け継げるのか?その疑問は早々に解けます。
女性に限り性交渉で男性の刻印を複製できるというのです。
そう、アリエノは物語開始時にはすでに非処女。なんなら開発済みであるのです。
エロゲーで最初から非処女のヒロインは中々にレア。一気に作品に興味が出た瞬間でした。興奮したよ。
戦闘はオーソドックス。スキル取得や特訓で強化せよ
王道のJRPGを堪能できます。
- ロベールは防御特化
- アリエノは魔法特化
- レーモンは攻撃特化
と性能が分かれておりバランスは良き。役割をしっかり考えて戦闘に臨みましょう。
また、スキルはレベルアップの他、本を読むことで身に着ける事ができます。
本は使い切りなので、誰に覚えさせるかで多少のカスタマイズ性はありますね。
それ以外にも特訓や食事で基礎ステの向上を行えます。
シンプルながらもJRPGを面白くさせる工夫が随所に見えました。
エッチシーン
クールビューティーがセックスにハマる姿がえろいのなんのって。
再会時に調教済みのアリエノがエロく、調教ゲーとして優秀
空白の2年間で犯されまくったアリエノ。
なんとか正気に戻りましたが、身体は開発が完了しています。
そんなエロい身体がレーモンによって少しずつ解放されていくわけです。
心は堕ちてないとアリエノは言いますが、早い段階でセックスの虜になっちゃうからね。このド淫乱が!
「セフレだから。性欲の発散だけだから」と言い訳しているあたりもう手遅れ。
まあ、アリエノの身体についてはロベールも承知しているので、まだ救えるかもしれない。無理だろ。
調教ゲー特有のシミュレーション要素はありませんが、最初から身体が開発済みなのは斬新でした。
レーモンのセクハラで戦闘中も右手は休まらない
戦闘で頼りになるレーモンですが、やる気は全くありません。
ひたすらアリエノの身体を狙っており、戦闘中だろうとお構いなしにセクハラをしていきます。
最初こそジロジロ見るだけなんですけどね。段々と行為がエスカレートしていきます。
途中からボス戦なのにアリエノにフェラチオさせますからね。新手の挑発行為だろ。
ちょっとしたエロスパイスとして申し分ありません。
主人公の葛藤が弱く、中盤まで寝取られは薄いか
付き合っていない上にロベールが消極的なので、寝取られかと言われると疑問は残ります。
そもそもの境遇のせいでしょうか。レーモンとアリエノの情事に気づいてもパニックにならないんですよね。
やはり僕は何者にもなれない。今までと同じように僕の手には何も残らない。
ロベールは諦めにも似た感情をアリエノに向け続けます。王子なんだからもっとしっかりしろよ!
ていうか、好きなのかどうかも終盤まで分かりません。せめてはっきりとした恋愛感情を冒頭で描写して欲しかったなと。
ただ、アリエノはレーモン以外に大きな爆弾を抱えており、それはロベールも知りません。寝取られの喪失感を味わえるとしたらここでしょう。
まとめ
調教ゲーとして見ると神ゲー。
最初から調教完了なので自由度はありませんが、淫乱な身体を解放させるシチュは中々にエロい。
一方で寝取られゲーとしては人を選ぶか。
失う喪失感はないかな。なんなら最初から失っていますからね。取り戻す爽快感は味わえるかもしれない。