
作品概要
サークル:でぼの巣製作所
総合評価:【B】
販売価格:5,500円
販売サイト:
シナリオ
神楽黎明記より1,000円以上も値上げした新シリーズ。
シナリオに力を入れたからこその値段でしょうが、果たして…。
因習村の生贄に捧げられた幼馴染を救い出す物語

山の神「オメトリサマ」に女を差し出す因習が続いている日不見村(ひみずむら)。
そこの出身である椿が神職の反対を押し切って討伐に向かいます。
そう、本作で退魔巫女と村は対立関係にあるのです。これは今までにない斬新な設定。
なぜ、ここまで椿が討伐を強行するのか。
それは8年前に母親が生贄にされ、更に今度は幼馴染までもがターゲットにされたからでした。
これ以上、大切な人を失うわけにはいかない。椿は誰のサポートもなしに山に向かいました。
椿の後を追う謎の退魔巫女

椿が山に向かってからしばらくして、別の退魔巫女が日不見村に到着します。
神職の正規依頼で来ており、内容は椿の凶行を止めること。
彼女は妖怪ではなく退魔巫女を倒すために呼ばれたのでした。
巫女同士を敵対させる展開も斬新。実に挑戦的なシリーズになっています。
なお、彼女にエロシーンはありません。おそらくは次作で主人公になるのでしょう。
果たして2人の決着は?オッドアイの退魔巫女の目的とは。
これまでと打って変わってシナリオ重視となっており、読み物としては面白い。
伝奇ものとして世界観が完璧ですからね。本来はこういう作品を作りたかったんだろうな。
ゲームシステム
従来と変わらないローグライクゲーム。詳細は以下の記事より。
グラフィックが進化しており、難易度も手ごろ。
初めてプレイする人には満足度の高い内容です。過去作をしている人は飽きる。
エッチシーン

ぶっちゃけシナリオよりエロを増やしてほしかった。
5,500円なのに3,000円台の神楽黎明記とエロシーンの数が変わらないのマジかよ。
このせいで僕の中で本作の評価は著しく下がっています。Guiltyを見習え。
登場妖怪は以下の通り。異種姦偏重となっており、これも面白くない。
- 異種:鉄鼠、鵺、おちみず、ぬらりひょん、骸骨武者、蝦蟇
- 人型:油すまし、なりすまし
- BADエンド:敗北、集団輪姦
妖怪毎のエッチシーンも従来通りなので、詳しくは以下の記事をご覧ください。
せっかく村と対立しているんだから対人レイプを増やしてほしかったですね。
従来のでぼの巣と大きく変わりますが、そもそもそういうシリーズにすれば問題ないでしょうし。
エロ自体は今まで通りですが、やっぱコスパが気になるよ、これ。
まとめ
エロを増やさずに値上げされてもなあ・・・って評価。
シナリオに力を入れたのと声優を2人起用した故の値上げでしょうかね。
確かに面白いっちゃ面白いですが、それ目当てで買ってないし。
それか費用の高騰かもしれない。こっちの方がまだ納得できる。