作品概要
タイトル:獄淫の尖塔
ブランド:ブラック・サイク
販売価格:3870円
販売サイト:
ゲームシステム
絵よし、ストーリー可、価格よしと良作の部類に入るのでしょうが、全体的に消化不良感が半端ない。
超高層ビル「ヘキサデカン」が異常事態により外界と断絶。
内部の人間は欲望を増大させられ、暴力やレイプに走るようになります。
弱きものは淘汰され、力の強いものだけが好き勝手にできると。
でまあ、この展開は凌辱ゲーとしては申し分ないんですよね。
ただ、女性も同様に狂うので和姦ないし逆レイプ状態にもなります。ちょっと性癖のターゲットブレすぎてない?
いまいちしっくりこないエンド
大きく「ヒロインの個別ルート」と「ハーレムルート」が存在します。
どのエンドがトゥルーということはなく、なんやかんやで脱出できます。
ハーレムルートのみ全員救出なので、ある意味でそっちがトゥルーなのかもしれない。
ただ、そのエンドは不完全燃焼というか。
そもそも明確なクリア条件が明かされないまま物語が進むんですよね。
明らかな暴漢が出てきますが、こいつは真相こそ知っていれども黒幕ではありません。
なお、黒幕は本作で出ません。なんで?
最後まで行けば、黒幕の目的みたいなものは分かります。でも、それだけです。
エンドによっては黒幕をぶっ倒しに行こうぜ!で終わります。それなんて打ち切りエンド。
変に風呂敷を広げず、暴漢をラスボスに据えた方がよかったのではと小一時間。
登場キャラが多すぎ問題
本作はロープライスなので3時間程度で終わります。
ただ、それに対して登場人物が多すぎる。
各キャラで物語の真相を暴くというわけでもなく・・・というか夢月ルートだけ辿れば分かります。
基本は脱出劇を描いている模様。悪くはないのですが、どのルートも似たり寄ったりなんですよね。
また、堀倉幸乃というキチガイと興本真知のメンヘラの存在価値がいまいちわからない。
堀倉幸乃に至っては、無理矢理ホラー要素入れましたよと言った感じです。このおばさんいる?
ヒロインを減らして暴漢の魅力を上げて欲しかった。犯し方が足りない。
肝心なとこで救出する
これ少年誌かよぉ!ってぐらいにレイプ直前で助けます。
いえ、フェラチオぐらいはさせてます。その後の挿入をお預けされるのです。
中途半端な救いを求めるなら凌辱ゲーを買ってねえよ!そう声を大にして言いたい。
ちなみにブラック・サイクのお家芸と言うかグロCGはありません。それについては一安心。あ、キチガイババアは別な。
エッチシーン
男女ともに狂う描写を入れたかったのでしょうが、性癖の迷子感が半端ない。
- イチャラブ
- レイプ
- 逆レイプ
- レズプレイ
これが全部入ってる。少なくともイチャラブ好きとレイプ好きが交じり合う事はないと思うんですけど。
絵はうまいのですが、それは商業だから当然だよねって話で。
とりあえず凌辱スキーの僕は微妙でした。
まとめ
ダメ!というわけではないですけど、シナリオ・エロともに煮え切らない。
もっとガツンとしたエロこいよ!そう言いたかった。