目次
作品概要
タイトル:淫界人柱アラカ~JK退魔師ホラー探索RPG~
サークル:I'm moralist
販売価格:2970円
販売サイト:
【プレイ感想】ホラー苦手な人もクリア可能
本作で真っ先に思うこと。怖くない?
サムネから雰囲気が出ており、ホラー苦手な人は尻込みしてしまうでしょう。
かくいう僕もホラー耐性は皆無に近いです。
ホラー映画やホラゲーはできませんし、なんならサスペンス小説でさえ夜中に読むと怖いです。
かの名作アバドーンに至っては半泣きで途中断念しました。
そんな僕でも本作はクリアできたので、たぶん他の人も大丈夫です。たぶんね。
ゲームシステム
これは大ボリュームですわ。圧巻の作りこみ。
少年はアラカを助けるために廃ビルへ
クリアできたと言っても怖いものは怖いです。だって、ホラゲーだし。
まずは少年パートから。行方不明のアラカを探すために廃ビルに乗り込みましょう。
その廃ビルが雰囲気出てるんですよね。ジメジメした暗さが絶妙。
びっくり系こそありませんが、プレイヤーのSAN値は時間とともに間違いなく削られていきます。がんばって。
サイコメトリーで残留思念を読み取れ
アラカ程ではありませんが、少年も異能を持っています。
それがサイコメトリー。モノに残った記憶を読み取るのです。
アラカを探す情報収集のための能力行使ですが、高確率でエロシーンに繋がります。
これが画期的でして、じわじわ削れていた僕のSAN値が回復するんですよね。エロがないとクリアを断念していたかもしれません。
逆に言うと、エロシーン読了後の探索は純粋に怖いだけなので、ホラー苦手な人は詰みます。エロを見られる間にとっとと進みましょう。
幸い説明にもある通り5分に1度はエロシーンを見られます。安心して先に進んでください。戻ってはいけない。
読ませる文章が物語の厚みを増す
本作の売れてる要因に圧倒的なボリュームがあると思うのですが、特に地の文の作りこみに驚きました。
まるで小説を読んでいるようです。RPGツクールが挿絵となり、地の文で臨場感を増しています。
ノクターンノベルで活躍しているライターばかりなので、納得の出来栄えではあります。
難点として頭の中にイメージが鮮明に浮かぶので、ホラー耐性の無い人はきついかもしれません。
まあ、たぶん大丈夫です。たぶん。
救済策で1週目から全エンドの網羅が可能
嬉しいのが1週目で全エンドを見れること。
マルチエンドにありがちな周回が不要なのはストレスフリーです。
僕は周回が嫌いなので、いつもハッピーエンドを諦めちゃうんですよね。
救済策は非常にありがたいシステムでした。
なお、少年パートに戦闘はありませんが、選択肢で唐突にバッドエンドを迎えることがあります。
こまめにセーブを取っておきましょう。
少年パートはスキップせずにクリアすべし
ホラー苦手な人のために少年パートはスキップ可能ですが、そんなことをせずにクリアしてください。
物語を深く理解できませんし、なによりホラゲーをする意味がなくなります。
少年の行動1つ1つがアラカパートに影響しますので、見ておかないと作品を50%も楽しめません。
拒絶反応レベルでホラー苦手な人はスキップするぐらいなら買わない方が良い。それぐらいにもったいない。
なお、服を着たアラカは少年パートの回想でしか登場しません。しっかり目に焼き付けておきましょう。
エッチシーン
えっど!声優の迫真の演技がエロさに拍車をかける!
アラカパートに怖さはありません。エロ全振りです。安心してプレイしましょう。
全裸から始まるアラカの物語
少年パートで理由が分かりますが、アラカパートは素っ裸でスタートします。
武器や防具なんてしゃれたものはありません。文字通りの裸一貫です。
ここから更に開発されていくアラカ。いったいどうなるのか。
それが物語の全てでしょう。え?悪霊の討伐?そんなのどうでもいいんだよ
なお、全裸による羞恥要素はありません。退魔師として覚悟は完了しているようです。
一部イベントで羞恥イベがある程度ですが、羞恥メインの期待はやめましょう。
なお、アラカの独白とともにエロステータスを確認できます。開始数分で開発度がやばいことになりますが、まあ大丈夫でしょう。
あらゆる場所で辱められる肉体
これがエロゲーだと言わんばかりのエロシーンの数々。
エロに関して消化不良になることはまずありません。
エロイベの多くは少年パートの選択によって発生します。こういうピタゴラスイッチ?みたいなエロイベント大好き。
シナリオ量も十分でオカズとして満足できます。たまんねえですな!
戦闘でも犯される女体
もちろんバトルファックが搭載されています。
舞台が淫界なので、敵はエロメインで襲い掛かります。
喘ぎ声も素晴らしく、オカズとして申し分ありません。
不満点をあげるとすれば、エロバッドステータスの効果がいまいち分かりにくかったことでしょうか。
戦闘の変化が少なかったかなと。 腹ボテは分かりやすかった。
この辺は除霊配信が秀逸でしたね。エロバッドステータスが戦闘のエロさを底上げしていました。
腹ボテやソフトリョナあり
苦手な人もいると思うので説明。
グロやハードなリョナはありませんが、ハラ蹴りなどは普通にあります。青あざにはなりません。
また、腹ボテではお腹の中を異形がボコボコと動き回るので、人によってはきついかもしれませんね。
腹ボテ好きは大歓喜ものでもあります。この辺は好みだね。
もちろん全てが腹ボテではありません。それ以外でも十分に楽しめるのでご安心ください。
まとめ
ホラー・ノベル・ゲーム。どれをとっても高水準な仕上がり。
なによりホラー苦手でもクリア可能なのは嬉しいですね。
まあ、逆に言うとガチのホラゲーを求めてる人には刺激が足りないと思います。
そういう人はアバドーンをやってください。