AIイラストが普及し、企業まで巻き込んだ混乱が巻き起こっています。
正直、状況についていけていない人がほとんどでしょう。
特に我々ユーザーは何が何だかという感じなので、ここでいったん近況をまとめておきます。
- 備忘録目的です。
- 情報に過不足がある場合があります
- 客観的事実しか書きません
目次
全体的な動向
- イラスト形式の販売・受注は軒並み停止。
- ゲームは許可。様子見の段階。
現状、AIイラスト単独での収益化は困難になっています。
各プラットフォームの対応
Skeb
2023年3月1日に公式声明。国内プラットフォームでは最速。
- AI生成データを検出するAIを導入
- 深刻度に応じて、警告、該当取引のキャンセル、新規リクエストの募集の永久停止
pixivFANBOX
2023年5月10日に公式声明。
- AI生成作品の取り扱いを当面のあいだ禁止
Fantia
2023年5月10日に公式声明。
- AI生成による作品の取り扱いを一時停止
Dlsite・ci-en
2024年2月21日
AI生成フロアが新設され、同人フロアから分離することになりました。
2023年5月11日
公式表明がされました。
- マンガ、CGイラスト、動画、素材集の販売を停止・投稿制限
- ノベル、ゲームの作品は販売を継続
例えば、爆発的な人気を博したダンジョン&ダークネスは今後も購入可能です。
FANZA
2023年5月12日時点で公式声明はなし。
- AI生成作品の販売可能。除外検索は可能
Steam
2024年1月10日
AI作品のリリースがほぼ解禁されました。
ただ、今後の情勢で変わる可能性があるとのこと。
- AI生成作品の販売可能。除外検索は不可能
海外のAIの動向
エロとは関係ありませんが、AIについてのニュースを掲載。
筆者の思想が入っている可能性があることをご承知の上でご覧ください。
また、昨今の情勢上、AIに批判的なニュースが多いことも注意してください。
- 画像生成AI「Midjourney」の絵が米国の美術品評会で1位に 優勝者「物議を醸すことは分かっていた」
- AIが書いた小説の投稿激増、ヒューゴー賞受賞SF誌が受付を一時停止
- 「AIが自動生成=著作権なし」「人間の創作=著作権あり」 米著作権局、AI生成コンテンツの登録ガイドライン公表
最後に
AIイラストは過渡期であり、各企業の対応はあくまで暫定処置です。
海外も定まっていない状況なので、今後も要注目。